各分野の専門職の魅力に迫る!
~スペシャリストの喜びや苦労にスポットを当てます~
ケアマネのやりがいとは?
ケアマネは、要介護者の方の介護のコーディネートをする職種である。具体的には、介護を必要とする方と面談を行い、希望のケアプランを聞き出すことから始まる。その後、要介護者の家族とも打ち合わせを行い、ケアプランを実現するために介護施設とも連絡を取ることになる。さまざまな人とやりとりを行わなければならないので、コミュニケーション能力を有する仕事なのだ。
介護施設のスタッフと協力をし、要介護者に希望のケアプランを提供することがケアマネの主な仕事内容となるが、この職業に就くためには、資格が必要になる。そこで、ケアマネを目指すのであれば、まずはその資格取得のための勉強が必要だ。ケアマネの仕事のやりがいはたくさんあるが、最も喜びを感じる場面は、提供したケアプランに喜んでいる要介護者を見たときなのではないだろうか。希望のケアプランを実現するためには、かなりの時間がかかることもある。大変だと感じることもあるかもしれないが、作成したケアプランに喜んでくれる要介護者の姿を見たときの達成感は格別だろう。
また、介護を必要とする方の家族から感謝されることも少なくない。お礼を言われたときに、この仕事をやっていて良かったと感じる人も多いはずだ。仕事内容が多く、必要なスキルもたくさんあるので、仕事中つらいと感じることも多々あるかもしれない。だからこそ、関わった人が満足してくれたり、喜んでくれたりすると、ほかの仕事では味わえないやりがいを感じられるのだ。この喜びは、ある程度ケアマネを続けなければ、味わえない感覚である。